基礎代謝量を正しく理解しないとダイエットは失敗する!

ダイエットをしていても、思うように体重が減らない人は多いと思います。

前の記事(30分のエアロバイク運動で効果は出るのか、調べてみました。)で摂取エネルギーに関しての説明をしましたが、もう少しだけ大事なポイントを説明します。

体重と基礎代謝量の関係

基礎代謝量とは、何もしないでじっとしている時でも消費するエネルギー量です。

生命維持活動の為に心臓を動かしたり、体温を調整したりしていますが、それに使われるエネルギーです。

この基礎代謝量は、体重が重い程多くなります。

例えば、40歳男性の1日の基礎代謝量は、体重毎に次のようになっております。

体重100kg:基礎代謝量 2,230kcal
体重 90kg:基礎代謝量 2,007kcal
体重 80kg:基礎代謝量 1,784kcal
体重 70kg:基礎代謝量 1,561kcal
体重 60kg:基礎代謝量 1,338kcal

基礎代謝量が多い&少ない事の意味

これが意味する事は、体重の多い人は何もしなくてもエネルギー消費量が多く、体重の少ない人は比較しエネルギー消費量が少ない事がわかります。

という事は、体重の多い人は沢山ご飯を食べても(沢山エネルギーを摂取しても)消費も多いので、少ない人と同じ量を食べても太りにくい事を意味します。

逆に、ダイエットで体重が減ってきた状態で、食事の摂取エネルギーは太った状態の時のままであれば、エネルギー過剰摂取という事になります。

ちなみに、この基礎代謝量は何も動かない状態の消費エネルギーであり、普通の生活を営んでいる場合には「身体活動レベル」を掛けた値が日常生活での消費エネルギーとなります。

普通の生活であれば身体活動レベルは1.75なので、それを加味すると体重別の消費エネルギーは次の通りです。

体重100kg:消費エネルギー 3,903kcal
体重 90kg:消費エネルギー 3,512kcal
体重 80kg:消費エネルギー 3,122kcal
体重 70kg:消費エネルギー 2,732kcal
体重 60kg:消費エネルギー 2,342kcal

理論的には、このエネルギー分を摂取していれば、その体重から増える事も減る事もありません

基礎代謝量と消費エネルギー(エネルギーの食事摂取基準量)、身体活動レベルについては、エアロバイクで本当に効果は上がるのか?の記事を読んでください。

体重と摂取エネルギーの関係を具体的に説明

具体的に言えば、次の通りです。

40歳、体重100kgのデブな人が居たとします。

現在1日で3,900kcal摂取していますが、一念発起しダイエットする事にしました。

食事制限だけでダイエットを始める事にします。

食事は頑張って、3,500kcalに抑えました。

頑張ってこの食生活を続け、半年ほどで体重が90kgまで落ちました。

喜んで、「この食生活を続ければ目標の70kgまで行けるはずだ!」と思ったのですが、それからどれだけ頑張っても体重は減りません

理由はわかりますよね?

そうです。

体重90kgでの消費エネルギーは約3,500kcalなので、摂取エネルギーと消費エネルギーが均等になってしまったのです。

継続して体重を落とすためには、体重90kgに近づいた時に摂取エネルギーを3,000kcalに落とさなければなりません。

このように、体重によって消費エネルギーが変わるので、摂取エネルギーも変えてゆかなければならないのです。

これに気が付かず、いつまでも100kg時点での摂取エネルギー量に対して「減らした」と言っていると、ダイエット失敗!となるのです。

そして・・・、

これではダメだと思い、雑誌や口コミに頼って「ナントカダイエット」ってのに手を出し始め、さらに効果が出ず、迷走するハメになるのです。

これを、「ダイエット難民」と呼びます。(私は。)

ダイエットの基本は一つだけ!

だから、ダイエットに大切な事は一つだけです。

摂取エネルギーと消費エネルギーを把握すること。

特に消費エネルギーに関して誤った理解をしていると、効果が上がらないばかりかダイエット方法自体に疑念を抱き始めてしまいます。

ダイエット難民にならない為に、消費エネルギーの正しい理解をしましょう。

2016年5月5日 基礎代謝量を正しく理解しないとダイエットは失敗する! はコメントを受け付けていません。 正しくダイエット